忙しいのが大好きな「マグロ女」を卒業する
マグロなんです、私。
いきなり、何の告白をするのかとお思いのことでしょう。
「私、マグロのように動き続けていないと死んでしまう」んです。
久ぶりにあった友人に必ず言われるのは、
「相変わらず忙しそうだね」
忙しなくフルタイム勤務、2人の息子のワンオペ育児をこなす私にとって、
忙しい=充実しているという認識で、それって褒め言葉だと思っていたんですよね。
マグロは絶え間なく泳ぎ続けることで、酸素を体に取り入れる。
だから泳ぐのをやめられない。
私は絶え間なく忙しく動き続けることで、間違った称賛を体に取り入れる。
だから忙しいのをやめられない。
だから、私ってマグロ女なんです。
(動く方のね)
けれど、時間や気持ちの余裕がない「欠乏した」生活がどんなものになるのか。
いつも「時間がない」あなたに: 欠乏の行動経済学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 作者: センディルムッライナタン,エルダーシャフィール,Sendhil Mullainathan,Eldar Shafir,大田直子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2017/01/07
- メディア: 単行本
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結論から言いますと、視野が狭くなり「頭が悪くなる」のだそう。
やばい。
私もうこんな生活10年以上してるから、残念なことに
脳みそまで魚になっている可能性が高い
必要なのはスラック(余裕)
時間やお金が欠乏しないように、適切なマネジメントが必要なのです。
いざ、私はこの本を片手にマグロ女水揚げ卒業の時を迎える。
立ち止まっても死なない、スラックのある人生を送るのだ。