痛いの痛いの飛んでいけの代わりになる、子供が泣き止む方法
私、「痛いの痛いのとんでいけ」というおまじないが苦手な子供でした。
「いや、全然飛んでいかんし!!気休めやんかーー!!」って痛みに大泣きしながら、子供心に全力否定しておりました。
痛いものは、痛いのである!!
痛みにきちんとフォーカスしたほうが痛みが早く回復するそうなのですよ。
痛みを逃がすこと、私は得意でして、
自然分娩で2人産んでますが、陣痛の痛みがきたらとにかく息を「吐く」。
吸う方ではなく、ただ「吐く」ことに注力します。吐ききったら自然に吸うことができるのです。
そんなこんなで、痛みを我慢するのではなく、呼吸で逃すことで2回の出産は「一言も発さず」終わらせ、
大学病院で出産したのですが担当して頂いた助産師さんから「ここ数年で1~2位を争ういいお産でした。ビデオにとって母親学級で流したいくらいです!!」と、お褒めの言葉?を頂きました。
子供には首に2周、体に1周の計3周臍の緒が巻きついており、私自身がRH-AB型という2000人に1人しかいない血液型ということもあり、自己血を貯血して臨んだ出産でしたが、緊急帝王切開になることもなく、
「呼吸ができていたから、子供にも酸素がいったので自然分娩できたのだと思います」と医師の先生からも言われました。
そんなこんなで、とにかく痛いときは、「呼吸」ということを徹底して行ってきました。
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今日、息子が襖に指を挟んでしまい、大泣きしていたのですが、痛いの痛いのとんでいけの代わりに、
まずは「痛いね」と、痛みを認めた上で、「ゆっくり息を吐き切って」と呼吸に誘導しました。
けど、まーーーー息子はプチパニックでこちらの話なんか聞いてないわけですよ。
そこで、いでよ、「呼吸アプリ」
Applewatchの画面に呼吸を表示させると、子供の意識もこちらに向かいます。
次第に落ち着きを取り戻し、呼吸に意識を向けることができていました。
ちなみに、呼吸してももちろん「痛いものは痛い」そうなのですが、
息子のパニック状態は落ち着ちつき、泣き声を聞くことによる私のストレスも軽減されるので聖母のような母を演じられるのである。
痛いの痛いのとんでいけの代わりに、
「ゆっくり息を吐いて、吸って」ぜひお試しください。